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公開日 │ 2026年02月24日

お葬式の時間ってどれくらいかかるの?間に合わないときの対処法とは

【お葬式にかかる時間】ご遺族・参列者それぞれの立場で解説 #separator_sa #site_title
葬儀・告別式から火葬・収骨までの一連の儀式「お葬式」にかかる時間は、ご遺族であれば5〜6時間、葬儀・告別式に弔問する参列者であれば1時間前後が一般的です。ご遺族はお葬式の開始前の準備から火葬まで立ち会うため、所要時間が長くなります。一方、参列者は基本的に火葬には立ち会わないため、告別式の終了後には散会となり、所要時間は短い傾向にあります。ただし、お葬式にかかる時間は葬儀の形式や参列者の数などによって変動します。

今回は、お葬式にかかる一般的な時間についてご遺族・参列者それぞれの立場で解説します。お葬式の一般的な所要時間を解説し、よくある質問にもお答えするので、ご参考にしてください。

1.お葬式の一般的な所要時間

「お葬式」の一般的な所要時間は、葬儀・告別式が約1時間前後、その後の火葬を含めると全体で5〜6時間程度です。よって、基本的に火葬まで立ち会うご遺族は約5〜6時間、葬儀・告別式のみに参列する弔問する参列者は約1時間前後がお葬式にかかる時間の目安といえます。ただし、お葬式の所要時間は、地域や宗派の慣習や葬儀の規模などによって異なります。時間には余裕を持って、途中退席することがないよう、予定を調整することが大切です。

1-1.お葬式の所要時間は「家族葬」や「直葬」など形式によっても変動する

近年、お葬式の形式は多様化しており、葬儀の種類によって所要時間は大きく変わります。 たとえば、近年増えている「家族葬」の場合は、一般葬に比べて参列者が少なく一部の儀式が省略されることがあるため、所要時間は短くなる傾向にあります。儀式を簡略化し、告別式などを執り行わない「直葬」の場合は、さらに所要時間が短くなります。ただし、お葬式にかかる時間はご自身の立場がご遺族なのか参列者なのかによっても大きく変わるため、様々な要因を考慮して判断する必要があります。

2.ご遺族の立場でのお葬式にかかる時間

ご遺族の場合、お葬式の前の準備や喪主としての役割、火葬の立ち会いなどがあるため、当日の所要時間は5〜6時間程度と長くなります。万が一のトラブルにも備えて、時間に余裕を持っておくことが大切です。

2-1.ご遺族側のお葬式の一般的なタイムスケジュール

午前10時開式のお葬式を例とした、ご遺族の一般的な当日のスケジュールは以下のとおりです。

  • 9:00:斎場到着・準備開始
    ご遺族は開式の約1時間前には、斎場へ到着します。葬儀スタッフとの打ち合わせ、供花の確認や受付の用意など準備を進めます。
  • 9:30:受付開始
    受付を開始し、参列者を斎場へ案内します。
    ご遺族は控室で開式まで待機します。
  • 10:00:開式(葬儀・告別式)
    読経、弔辞・弔電、焼香、喪主挨拶と進みます。
  • 11:00:出棺
    棺の中に故人様が生前愛用されていた品やお花を納める「花入れ」の儀式を執り行い、出棺します。 一般の参列者は出棺後に散会します。
  • 11:30〜12:00:火葬場へ移動・火葬
    霊柩車やマイクロバスで火葬場へ移動します。火葬は1〜2時間程度を要します。火葬の間、ご遺族は控室で待機します。
  • 13:00〜14:00:収骨
    火葬終了後、収骨(お骨上げ)としてご遺骨を骨壷に納めます。
  • 14:00〜15:00:散会(会食や初七日法要を執り行う)
    火葬と収骨の終了後は、会食や初七日法要を執り行う慣習がありますが、近年では省略することが増えています。

会食や初七日法要を省略する場合は、火葬場にて散会となります。 ご遺族は、故人様のお葬式に長い時間を要します。高齢のご親族がいらっしゃる場合は体調や環境に配慮し、無理のない範囲でお葬式に参列してもらいましょう。

3.参列者の立場でのお葬式にかかる時間

一般の参列者の場合、基本的には葬儀・告別式のみに弔問し、出棺後に散会となるため、当日の所要時間は1時間程度と短くなります。開始時間には必ず間に合うように、時間にゆとりを持って当日の予定を調整しましょう。

3-1.参列者側のお葬式の一般的なタイムスケジュール

午前10時開式のお葬式を例とした、参列者の一般的な当日のスケジュールは以下のとおりです。

  • 9:30〜9:50:斎場到着・受付
    遅くても開式の10分前までには斎場へ到着するのがマナーです。 受付では芳名帳に記入し、香典をお渡ししましょう。
  • 10:00:開式(葬儀・告別式)
    読経、弔辞・弔電、焼香、喪主挨拶と進むため、葬儀社のスタッフの案内に従いましょう。
  • 11:00:閉式(出棺)
    花入れの儀式後、斎場から霊柩車へ棺が運ばれるのを見守ります。
    出棺の際は、
    施主の挨拶を聞き、霊柩車が見えなくなるまで合掌して見送ります。
  • 11:15:散会
    一般の参列者は、出棺のお見送り後に散会となります。火葬に立ち会うのは、ご遺族やご親族のみです。

一般の参列者は、基本的に葬儀・告別式のみに弔問するため、所要時間は1時間前後と短い傾向にあります。お葬式では故人様とご遺族に弔意を示し、弔事に相応しい落ち着いた行動を心がけましょう。

4.お葬式の時間に関するよくある質問

お葬式の時間に関するよくある質問に、「開始時間に間に合わないときはどうしたらいいのか」というものがあります。「途中退席してもよいのか」、「そもそもお葬式の開始時間はどのようにして決まっているのか」などもよくある疑問です。お葬式の時間に関するよくある質問にお答えします。

4-1.開始時間に間に合わないときはどうしたらいいですか?

交通機関の乱れや急な仕事などで遅刻してしまう場合は、判明した時点ですぐに葬儀社に連絡しましょう。 ご遺族との関係性にもよりますが、直接のご連絡はご負担になってしまう可能性があるため、葬儀社に連絡するのが望ましいでしょう。

遅刻が10分程度の場合は、スタッフの案内に従い参列し、静かに焼香をします。大幅に遅れる場合は、出棺の最後のお見送りの儀式だけでも参列するか、後日改めてご自宅へ弔問に伺うのが基本的なマナーです。

4-2.仕事の都合で途中退席してもいいですか?

基本的には最後まで参列するのが望ましいですが、やむを得ない事情がある場合は、途中退席も可能です。途中退席する場合は、必ず受付に伝えるようにしましょう。その場でご遺族には無理にご挨拶せず、後日ご連絡を入れるのが望ましいかと思います。

4-3.お葬式の日程や開始時間は何によって決まるのですか?

お葬式の日程や開始時間は、火葬場の空き状況や僧侶のご都合などによって決まります。 ご遺族のご希望だけで決定できるものではなく、火葬場の空き状況や僧侶のご都合などによっては、一般的な日程や時間とは異なるタイミングで執り行われることもあります。一般的な開始時間が午前10〜11時頃である理由は、お昼前後に火葬を執り行い、その後の収骨や初七日法要を、日中の明るい時間帯に終えられるようにという配慮からです。

お葬式にかかる時間はご遺族が5〜6時間ほどで参列者は1時間ほど(まとめ)

お葬式に要する時間は、ご自身の立場によって大きく異なります。ご遺族は開式前の準備から火葬まで立ち会うため、所要時間は5〜6時間程度と長くなります。対して一般の参列者は、葬儀・告別式への参列後に散会となるため、所要時間は1時間前後が目安です。ただし、葬儀の形式や火葬場の空き状況、僧侶の都合などによってスケジュールは変動します。

弔問する際は遅刻や途中退席を避けるため、事前に案内状をよく確認し、時間に余裕を持って予定を調整しましょう。万が一間に合わない場合や、やむを得ず退席する際は、ご遺族ではなく葬儀スタッフに相談するなど、周囲へ配慮することが大切です。故人様を安らかに送り出すためにも、時間は遵守し、弔事の場に相応しい振る舞いを心がけましょう。

監修 平安祭典マーケティング部 責任者 伊藤
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター
小さなお葬式 コラム編集部
平安祭典マーケティング部 
責任者 伊藤
厚生労働省認定 
葬祭ディレクター技能審査 
1級葬祭ディレクター

葬祭業界で30年以上の実務経験を持ち、年間数百件に及ぶ葬儀に携わりながら、 ご遺族に寄り添った葬儀サービスを担当。現場の知識と豊富な経験を基に、 分かりやすい葬儀・終活情報の監修を行う。
利用者の不安を和らげ、安心して判断頂けるコンテンツづくりに努めている。