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葬儀・お葬式の基礎知識

喪主の挨拶について基本の構成と作成のコツをご紹介

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公開日 │ 2021年10月14日

更新日 │ 2021年10月29日

喪主の挨拶について基本の構成と作成のコツをご紹介

喪主の挨拶について基本の構成と作成のコツをご紹介
喪主の挨拶は主に参列者へ向けておこないます。とはいえ、「自分では出来ると思っているが、いざという時にうまく言葉が出てこない…」という方や、「原稿の下書きを作ろうと思っているが、内容がよく分からない…」という方も多くいらっしゃいます。

ですが、実は押さえるべきポイントやコツが事前に分かっていれば、喪主挨拶の内容を組み立てることはそれほど難しくありません。また一部、例文もご紹介をいたしますので、ぜひ参考にしてください。故人や遺族を代表して、参列者へ向けたお礼を述べる場面であり、告別式の最後を締め括る大切な場面での挨拶となるため、失敗しないためにもしっかりと基本や話す内容を理解しておくことが重要です。

1.喪主が挨拶をする場面とは?

1-1.通夜

開式の1時間前くらいから親戚や参列者の方が式場に到着しますので、順次顔を合わせての挨拶をおこないます。また、お勤めを頂く僧侶が到着した際にも同様に、事前に控室でお勤めを頂くことへのお礼を述べて挨拶をする場面があります。

1-2.葬儀・告別式

告別式では式の最後に祭壇の前に立ち、参列者へ向けた喪主挨拶をする場面があります。逝去に至るまでの経緯や、故人の人柄が分かるエピソードを交えながら、自身の言葉で感謝の気持ちをお伝えし、しっかりとした挨拶を述べるようにしましょう。

1-3.精進落とし

精進落としは火葬中か、もしくは火葬後に式場へ戻ってきてから会食の席を設けられます。始めに喪主や親族代表者から挨拶、献杯の発声をおこないます。また、会食の終わるタイミングでも同様に、喪主が中心となって締めの挨拶をいたします。

2.特に重要なのは出棺前の挨拶

2-1.会葬者へのお礼をしっかりと伝える

喪主は親族の代理であると共に、亡くなった故人に代わって想いを伝える存在でもあります。そのため、出棺前の挨拶は参列してくれたことに対するお礼や、故人が生前中にお世話になったことへの感謝の気持ちを込めておこなう必要があります。

2-2.家族葬では省略されるケースもある

最近では顔の知れた親族や親戚が中心となって参列する家族葬という形式が増えてきています。そのため、式の最後で改まった挨拶をするよりは、ゆったりと温かく見送ってあげたいという考えから、喪主の挨拶が省略されるケースもあります。

ただし、家族葬では故人に近しい友人や近所の方などがお越しになる場合もあるため、そうした際には状況に応じてしっかりと挨拶をするようにしましょう。

3.喪主の挨拶の基本構成

3-1.自己紹介

まずは挨拶の冒頭で、故人との関係性と名前を先に述べます。例えば、長男が喪主を勤めている場合は「遺族を代表いたしまして、ひと言ご挨拶を申し上げます。亡き〇〇(故人名)の長男の〇〇でございます。」といった入りで参列者に対し、簡単な自己紹介を述べます。

3-2.会葬者への感謝

続いて、参列者へ向けて式に足を運んでいただいたお礼の言葉を述べましょう。

例としては以下のような文面になります。

「本日はお忙しい中、亡き〇〇(故人名)のためにご参列いただき、ありがとうございました。」

なお感謝の言葉を述べる際、天候の状況によっては「本日は暑さも厳しい中」「本日はお足元の悪い中」などと、状況によって文言に変化を加えてもよいでしょう。

3-3.逝去時の年齢

寺院によっては数え年での年齢を享年とする場合もありますが、特に指定がなければ満年齢で逝去時の年齢をお伝えします。

3-4.亡くなる最期の様子

長期間にわたって闘病生活を続けていた場合などは、「〇〇(故人名)は昨年明け頃から体調を崩し気味になり、入退院を繰り返しながら闘病を続けておりましたが、最期は家族に見守られる中、◯月◯日、眠るように息を引き取りました。」といった文面になります。

ただし、当時の状況を思い出して辛くなる方や、事情があって言いにくい方などは無理に最期の様子を伝える必要はありません。

3-5.人柄がわかる生前のエピソード

「仕事一筋で真面目だったが、家族に対しては優しい顔を見せてくれた」「孫の成長を何よりの楽しみにしていた」「毎週日曜日になると必ず趣味のゴルフに出かけるなど、活動的に動いていた」といった、故人の人柄がわかるようなエピソードを盛り込むことで、その場にいる方へ向けて、最後に故人との思い出を共有するようにします。

3-6.残される遺族について

終盤には「残される家族一同、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。」といったお願いの文言を述べるようにします。

3-7.お礼の言葉

あらためて「本日は最後までのお見送りを頂きまして、誠にありがとうございました。」といったお礼の言葉で挨拶の最後を締め括るようにします。

4.挨拶の時間はどれくらい?

4-1.長くとも5分以内に

人が標準的なスピードで話すと、1分間に360文字程度になると言われています。あまり長時間話してしまうと、うまく話の内容が伝わりにくいため、喪主の挨拶は800〜1,800文字くらいを目安に原稿を作るようにすると良いでしょう。

4-2.メモを見ながらでもOK

普段人前で挨拶をする機会がない方などは、緊張でうまく言葉が出てこないこともあります。式の最後で悲しみの気持ちが高ぶってしまうタイミングでもあるため、挨拶内容のメモを用意しておくと安心です。

また、そうしたメモや原稿を読みながら挨拶をしても決して失礼にはあたらないため、しっかりと自身の言葉でお礼の気持ちを伝えるようにしましょう。

5.喪主以外で代理の方がしてもよい

例えば、故人の妻が喪主である場合などは、高齢で挨拶が負担になってしまうことがあります。そうした際には、喪主本人ではなく、長男や長女など他の家族が代理として挨拶を行っても問題ありません。

状況をお伝えする場合には、挨拶の冒頭で「喪主〇〇に代わりまして、一言ご挨拶を申し上げます。」といった文言を添えるようにしましょう。

喪主の挨拶について基本の構成と作成のコツをご紹介(まとめ)

喪主の挨拶について、「自己紹介」「会葬者への感謝」「逝去時の年齢」「亡くなる最期の様子」「人柄がわかる生前のエピソード」「残される遺族について」「お礼の言葉」という基本的な挨拶構成をもとに、一部例文のご紹介をさせていただきました。

こうした要素をしっかりと盛り込みつつも、告別式での挨拶は参列者へのお礼の気持ちを含めて、コンパクトに内容をまとめる必要があります。挨拶時間が長くなりすぎないように、必ず5分以内には収めるようにしましょう。

また、挨拶に慣れていない方や感情が高ぶってしまう方もいらっしゃるため、その際はメモを見ながらでも構わないので、ゆっくりはっきりとご自身の言葉で話せば参列者へ十分に想いは伝わります。