家族葬の平安祭典

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通夜

公開日 │ 2021年10月08日

更新日 │ 2024年06月04日

告別式の開始時間は?一般的な流れをもとに詳しく解説

告別式の開始時間は?一般的な流れをもとに詳しく解説
告別式の時間は通夜とは違い、何時から何時までという形式で明確に決まっています。なぜなら、告別式の中に喪主の挨拶やお花入れなどがスケジュールとして組み込まれており、火葬の時間も決まってしまっているためです。

そうした告別式全体のスケジュールをもとに、実際に遺族が葬儀場に何時ごろに集合して、開式前のどのタイミングで式場内の席に着席をすればよいのか、などもご紹介させていただきます。また、最近では初七日法要を告別式の日に合わせて一緒に執り行う場合もあるので、その点も含めて詳しく解説いたします。

告別式へ参列する際にはスケジュールを事前にしっかりと確認して、遺族や他の参列者に対して失礼のない振る舞いを心がけるようにしましょう。

1.告別式とは

告別式は通夜の次の日におこなわれ、主に故人との最後のお別れをする式典のことをさします。ただ、訃報の案内をする際や式場の看板に掲示する表記としては「葬儀・告別式:11時より」といった形式で書かれることが多いです。

その理由として、実はこの「葬儀」と「告別式」には明確な違いがあるからです。まずはそれぞれの意味について順番にみていきましょう。

1-1.葬儀と告別式の違い

  • 葬儀とは
    葬儀とは「葬送儀礼」の略語で、遺族が故人の冥福を祈るためにおこなわれる儀式のことです。信仰している宗教や宗派によって内容は異なりますが、仏教であればお坊さんによる読経やお焼香、キリスト教であれば聖書の朗読やお祈り、神道であれば神官による祭詞や玉串奉天、などが葬儀にあたります。いわばこれらの宗教的な儀式が「葬儀」として存在しています。
  • 告別式とはどこが違う?
    宗教的な儀式である葬儀とは違い、告別式は参列者を中心とした社会的な儀式ともいえます。そもそも告別式は、明治時代に中江兆民という方のお葬式で初めておこなわれました。都市化に伴い、江戸時代までの「葬列」を組む文化が段々と廃れ、代わりに遺族以外の方達も含めた参列者が、故人との最後の別れを告げるための場として告別式が普及していった、という背景があります。

1-2.通夜と告別式のどちらに参列すべき?

告別式の成り立ちからすると、通夜への参列を控えた方がいいのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。

現代では仕事の都合などもあり夜間のほうが参列しやすい方も多いため、通夜へ参列される方が多いですが、もちろん告別式への参列でも大丈夫です。ただし、一日葬のような通夜がおこなわれない形式の場合には、必然的に告別式だけの参列となりますので注意しましょう。

2.告別式の開始時間は?

2-1.午前中の開始になることが多い

告別式の開始時間は、火葬場の予約時間の兼ね合いや式場の使用状況の都合もあり、「10時〜11時」「11時〜12時」など、午前中の時間に設定されることが多いです(ただし地域によって異なる場合がございます)。

葬儀・告別式とあわせて約1時間程度でおこなわれますが、社葬や団体葬などで参列者の規模が大きくなる場合には、1時間半や2時間などにわたっておこなわれる場合もあります。

2-2火葬場の取りにくい時期や移動距離に左右される場合も

火葬場の予約が取りにくい冬場の時期や、予約がなかなか取れず遠方の火葬場を予約した際などは、開始時間が早まったり遅くなったりすることもあります。葬儀社や住職と日程の相談をする際には、こういった事情も考慮して最終的な日時を決めていく必要があります。

3.告別式の服装やマナーについて

告別式に参列する際は、男性であれば黒の喪服とネクタイを着用し、女性も同様に黒を基調としたスーツやワンピースを着用して参列をします。華美なアクセサリー類は避けるようにして、失礼に当たらないよう落ち着いた服装を心がけるようにしましょう。

4.告別式の大まかな流れ

実際に告別式(葬儀も含む)はどのような流れでおこなわれるかについて、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

11時開式の場合のタイムスケジュールを例に挙げて、それぞれ具体的にご紹介いたします。

 4-1.11時開式の場合のタイムスケジュール

時間

式次第

内容

9:30

遺族集合

参列者より早めに到着し、当日の流れの確認などをおこないます。

10:00

親族・受付係 集合

親族だけでなく、受付を依頼される方にも少し早めに来ていただくよう依頼します。

10:30

受付開始

 

10:50

遺族・参列者 着席

開式の10分前には式場内に着席をしておくようにしましょう。

11:00

開式・導師入場

 

11:10

親族 お焼香

喪主から順番にお焼香をおこないます。

11:20

参列者 お焼香

親族のお焼香の後で案内が入ります。

11:40

導師退場・お花入れなど

祭壇脇の供花などを柩の中におさめます。

11:50

喪主挨拶

参列者へ向けたお礼の挨拶をおこないます。

12:00

閉式・ご出棺

霊柩車やマイクロバスに乗り込み、火葬場へ向け出棺の運びとなります。

※スケジュールはあくまで一例です。地域やご状況によって順番や内容が異なる場合がございます。

 4-2.参列時の注意点

・余裕を持って式場に到着する

通夜であれば、仕事終わりで参列することがあったとしても、通夜振る舞いの席が設けられているため、基本的には遅れて参列しても問題はありません。一方で、告別式は通夜とは違って、火葬場の予約時間などの都合もあり、スケジュールを調整することが非常に難しいです。

遅れて参列することになってしまい、故人との最後のお別れができなかった…という事態にならないためにも、当日は時間に余裕をもって式場に伺うようにしましょう。

・火葬場へ参列する場合は遺族へ事前に伝える

告別式の閉式後は、遺族が中心となって火葬場へと移動をします。ですが参列者の中には、火葬場まで同行して最後まで付き添いたいと考える方もいらっしゃるかと思います。

そうした際には、必ず遺族へ事前に声掛けをしておく必要があります。なぜなら、火葬場へ向かうマイクロバスの乗車人数や、火葬後の精進落としの個数などをあらかじめ決めており、これらの直前の変更などが難しいためです。

故人を偲ぶ気持ちが、かえって遺族に対して気を遣わせてしまうことにもなりかねないため、事前に了承を得ておくようにしましょう。

5.最近では初七日法要をまとめておこなうこともある

仏式では通夜や告別式とは別に、初七日法要をおこなう必要があります。初七日法要は、本来であれば亡くなった日を含めて7日後にあらためて集まり、お坊さんの読経と焼香をする儀式ですが、近年では日程の調整を図ることが難しく、告別式と同じ日におこなわれるケースが増えてきています。

その場合には大まかに分けて、告別式の式中に合わせておこなうか、火葬場から戻ってきておこなうか、の2パターンありますので、それぞれ順番に見ていきましょう。

  • 式中初七日の場合
    葬儀の読経や焼香の後、10分〜15分程度の時間でおこなわれるものとなります。式の人数や規模にもよりますが、親族は葬儀の時と同様に、あらためてお焼香の案内がされる場合があります。
  • 戻り初七日の場合
    火葬場から式場へ戻ってきて、遺骨となった故人を囲んでおこなわれます。遺族は葬儀の際と同様にあらためて着席し、お坊さんの読経中にお焼香の案内が入ります。初七日法要が終わった後に、法話をされる場合もあります。

告別式の開始時間は?一般的な流れをもとに詳しく解説(まとめ)

「葬儀」は宗教的な儀式であり、一方の「告別式」は参列者とのお別れの時間が主体となった社会的な儀式として、今なお形態を変えずに残っています。ですが、実際にはお通夜の場も十分にお別れの場として存在するため、お通夜と告別式についてはどちらに参列しても問題はないとされています。

ただし、お通夜と比べると、告別式は出棺の時間や火葬の時間が決まっており、スケジュールの進行場、遅れることができません。そのため、参列時の1番の注意点としては「余裕を持って式場に到着する」ことが大事になってくるでしょう。

また、最近では初七日法要を一緒におこなう場合もあり、「式中初七日の場合」と「戻り初七日」ではスケジュールも変わってきますので注意が必要です。